東日本大震災 被災地での復興活動に参加

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気仙沼市の幼稚園・小中学校の児童・生徒が
環境学習の一環で取り組んでいる
冬水田んぼの復活に向けての活動に参加させていただきました。

冬水田んぼとは、刈入れ後も田に水を張っておくことで、
微生物、虫、鳥の豊かな自然の循環システムを提供する取り組みです。

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津波で流れ込んだがれきや車を運び出し、
子どもたちが再び裸足で田んぼに入れるよう、
ガラスの破片等をひとつひとつ手作業で取り除く作業を行いました。

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家が流され、車が流され、ありとあるゆる生活物資がそこかしこに散在していました。

インドのテレビでも連日報道されていましたが、
テレビで見るのと実際目にするのとでは全く違います。
はじめはただただ言葉を失いました。

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それでも各地から集まったボランティアの方々と共に
作業を進めていく中で、
このようなときに何もしないで傍観していることはできないと、
自分のできることを実践しようという
共通の思いを持った方々の輪が広がり,
復興のシンボルとなる田んぼの復活に向けて
連日フルタイムで作業に没頭しました。

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田んぼに流れ着いていた車を
皆で力を合わせて撤去しました。

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地元のNPOと連携し、中学校に寝泊まりさせていただいて
活動しました。
たくさんのボランティアの方々が
私利私欲と全くかけ離れたところで
一つの目標に向かって取り組む姿、
中学校の生徒の明るい笑顔に、
この地に暮らす人々がまた元の暮らしができる日が
きっとくると祈らずにはいられませんでした。

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弊社代表が運営するインドの貧しい子どもたちの無料教育施設に通う
インドの子どもたちも、日本の方々のことを想い、
メッセージカードを描きました。
メッセージカードを学校の方々に手渡すと、
生徒の皆さんがボードに張り出してくださいました。

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きれいになった田んぼ。
6月には田植えが始まるそうです。
ここに再び子どもたちの明るい歓声が響く日が楽しみです。
青々としている田んぼを見て、
地元の方々が明日への活力を受け取ってもらえたらと思います。

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