インド東部のトラベルガイド

インド東部詳細地図

インド東部

州名 都市名
西ベンガル カルカッタ | ダージリン
オリッサ プーリー | ブバネシュワル
チャッティースガル  
アッサム カジランガ
スィッキム ガントク
アルナーチャル・プラデシュ  
メガラヤ  
ナガランド  
マニプル  
ミゾラム  
トリプラ  

カルカッタ(Calcutta)

かつては英国領インドの首都であったカルカッタ(現在名はコルカタ)ですが、今も文学と美術の優れた伝統を持ち、文化的にはインドの首都のままです。300年前は小さな村でしたが、今ではインドで最も大きな都市の1つで、東インドへの入り口であり、また、比較的昔のまま残っている北東部の街です。

見どころ

ウィリアム要塞(Fort William):カルカッタに最初に建設された城砦
ヴィクトリア記念堂(Victoria Memorial)
インド博物館(Indian Museum)
セントポール大聖堂(St.Paul’s Cathedral)
ビルラ・プラネタリウム(Birla Planetarium)
植物園

ダージリン(Darjeeling)

ダージリンは、海抜約7000フィート上にある、素晴しい森林風景の中の山尾根にある美しい峠の駅です。センチャル・シンガリラ山脈から“Y”の文字のように北に突き出た長い尾根に建てられていて、東部の平原地帯やカルカッタに住んでいる人の避暑地となっています。この地区の茶畑は有名なデージリンティーの産地です。道路を通って車で来ることもできますが、ニュー・ジャルパイグリから「トイ・トレイン」に乗ってくると素晴しい思い出になります。

見どころ

茶畑
オブザヴァトリ・ヒル(Observatory Hill):元祖ドージャ・タラ僧院や多くの僧院がある場所
ヒマラヤ登山学校(Himalayan Mountaineering Institute)
繁殖保護センター(Conservation Breeding Centr):希少種や絶滅危機種の保護センター
タイガー・ヒル(Tiger Hill):カンチェンジュンガとヒマラヤ山脈の景色が素晴しい
ロイド植物園(Lloyd Botanical Gardens)

プーリー(Puri)

プーリーはジャガンナート神(世界の王という意味)の住居とされ、インドの4大聖地の1つです。プーリーは一年を通して種々のお祭りが行われ、その中で一番有名な“ラスヤトラ”は、毎年雨季の初めに開催される山車のお祭りで、何世紀にも渡り、巡礼者と旅行者を魅了してきました。
また、さまざまな目新しくて優美な工芸品を作成する、数多くのアーティストと職人が住んでいます。プーリーはベンガル湾の岸に位置し、アウトドアにも向いています。素敵なビーチと金色の砂、穏やかな太陽はここを訪れる旅行者とインド地元の人を一年中魅了しています。

ブバネシュワル(Bhubaneshwar)

ブバシュワルはオリッサ州の首都です。かつては、最高の崇拝の家であるリンガラージャ寺院など千以上の寺院がありました。古き王国と現在の州の首都であるこの寺院都市はオリッサの過去と現在の中心的な場所であり、現代的な騒がしさの中に古代の音色が今も響いています。
空にそびえる3つの大きな古き建築物に心打たれます。リンガラージャ寺院の天に登る尖塔、ダウリ丘の平和の塔の白いドーム、カンダギリ丘のマハヴィール・ジナのピンク色の寺院。これら3つはオリッサの歴史に現れていったヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教の支配を表しています。

カジランガ(Kaziranga)

カジランガ、カジランガ国立公園は、有名な一角アジアサイの生息地です。430平方km以上の広さがあり、野生の象や水牛、さまざまな種類の鹿、野牛、トラ、イノシシ、孔雀、テナガザル、ニシキヘビなど、他にも多くの野生動物がいます。
また、ペリカンや沢山の鳥と渡り鳥の繁殖地でもあります。

ガントク(Gangtok)

「丘の頂上」という意味のガントク(1500m)はシッキムの首都です。青緑色に塗られた屋根の、木造の家のような仏塔がある魅力的な建築スタイルで、壮大な景色に囲まれ、色鮮やかな市場があります。周囲の地域へトレッキングする時の基地でもあります。

見どころ

ド・ドゥール仏塔(Do Drul Chorten)
エンチェイ僧院(Enchey Monasteries)
ルスクラー・クング
王立礼拝堂(Royal Chapel)
チベット学のナムギャル研究所(Namgyal Institute of Tibetology):チベットと大乗仏教の言語と伝統の研究と学習
蘭保護区:454種もの蘭の花があります